世の中に「世界一美味しい料理」が定義されてるなんて、ついこの間までは知らなかった。
タイ出張中に教えてもらった料理「マッサマンカレー」。
上の写真が、タイの高級料理店で実際に食べたもの。
2011年、CNNインターナショナルのCNNGoは、「世界で最も美味な料理ランキング50」(World’s 50 most delicious foods.)で、マッサマンを1位に選出した、だそうです。
ちなみにネット上からも確認することができます。
■50 best foods in the world | CNN Travel (公式・英語)
http://travel.cnn.com/explorations/eat/worlds-50-most-delicious-foods-067535
2位ピザ、3位メキシコのチョコレート、4位に日本の寿司、という順位。
特にこれといったコメントが思い浮かびませんが・・・。
英語ですが記事内にはこんな風に説明されています。
「Even the packet sauce you buy from the supermarket can make the most delinquent of cooks look like a Michelin potential. (あなたがスーパーで買ってきた箱入りインスタントでも、ミシュランに掲載されるような店と同じような味が出せる)」
「It’s a result of being born in a land where the world’s most delicious food is sold on nearly every street corner.(世界で一番美味しい料理が、近所の街角で買うことができ、世界中の家庭で作られ食べることができる)」
なるほど。誰でも作ることができるというところがポイントなのですね。
なかなか良い話じゃないですか。
・・・。
・・・・・・。
え? ミシュランの店の味を自分で作れるの!?
というわけで、買ってきた。
タイじゃないと手に入らないと思ってタイの高級スーパーで買ってきたんだけど、日本企業も作っていて日本の市場に流れる製品でも販売されているみたい。そっちの方が作り方が日本語で書いてあって楽そうだな!
見たことないけど、インスタントやレトルトなんかもあるみたいですね。
鶏肉入れるだけでいいっぽいけど、玉葱とかじゃがいもとか入れてみます。
ところで、「カレーにジャガイモを入れるのは日本だけ」と発言すると周囲に滅茶苦茶叩かれる。別にいいんだけど・・・。
(参考記事:日本のカレーはなぜジャガイモを入れるのか :日本経済新聞)
~~ 1週間後 ~~
嘘です。1週間ではなく1時間だけ煮込みました。
関係ないけど、「カレーを数日置くと美味しくなる」って噂、科学的に立証されてない上に腐るらしいですね。
熱しているから細菌とか死滅してるんだろか。
完成。世界一のぼくの晩御飯。
ちなみに、誕生日の食卓です。誕生日に世界一っていいでしょ?
ワンコも大喜び。
マッサマンのレシピについては、そういう系のサイトが詳しいので。
僕はペーストから作るだけで楽ちん。
もっとカレーの匂いが部屋中に充満するかと思ったら、そうでもなかった。
どちらかというと八角の香りが強い。てか、八角入ってるんだな。
■マッサマン – Wikipedia
実食。ご飯にドバドバかけて、マッサマンライス。
やっぱりチキンに合いますね。
豚肉とか牛肉とかでも良いんだろうけど、チキンが良い感じがする。
ていうか、ご飯にかけない方がよかったかもな。日本人の感覚だとご飯にかけるけど。
本場で食べたものと同じかと言われれば、なんかもう既に覚えてない気がするんだけど。でも一口食べて「美味しい!」っていう感動があって、それがまた再現された気がする。うん、やっぱ美味しいよこれ。世界一を食べてるよ!
いろんなスパイスが口の中でとろけあい、最初は甘く、それでいて最後に辛くなるような絶妙な味。
こういうのが家庭で作れるんだから、マッサマンを開発した人は誇っていと思う。
後は、スイートチリをかけた玉子サラダ。
スイートチリをかけることで、あっという間にタイ料理に。
なんか懐かしい。
っていうか、スイートチリソースって万能ですね。
今日は特別にグレープフルーツのカクテルも。
ちなみにノンアルコール。僕は呑めないので。
最後にショートケーキを食べて終了。
美味しかった。世界一のマッサマン。
僕もまたこの1年、「世界基準」で頑張ります!
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