Google Home などスマートスピーカーで家電をコントロールすることが楽しくなってきた人も多いと思うのですが、いよいよ家電をコントロールする中枢となる司令塔のプログラムを構築していきます。
Google Home 関連だと「Nature Remo」というのが対応していて、簡単に家電に接続することができます。
Amazon Echo だと、上位機種の Plus がスマートハブ機能を内蔵したモデルだそうです。ただ完ぺきではなく、例えばスマートキーの「QRIO」は、結局別売りのハブを購入しないと使用できないことが報告されています。なんなのこの茶番。
ちなみに僕は Echo の購入権あったのですが、Plus が欲しかったのに Dot の招待メールが来てしまったのでやむなくスルーしてしまっています。1機種しか購入できないとかひどすぎる。なんかもう欲しくなくなってきました。
それはいいんですが、家電をコントロールする端末を購入予定の人が多いようですが、rasbery pi を持っている人やサーバーの知識がある人は、簡単に構築することができます。
■Home Assistant
https://home-assistant.io/
対応した家電などのデバイスですが、公式サイトに現在 919 が登録されています。
https://home-assistant.io/components/
海外のものが多いですが、IFTTT に対応しているので、そこからカスタマイズもできますね。
これはむさぼると楽しいです。
これを使って、例えば温度が決められた値から下がったらエアコンのスイッチを入れる、など AI を活用したスマートな自宅家電の運用ができます。
わざわざなんか買う必要ないですね。
sudo apt-get install python3 python3-venv python3-pip
sudo useradd -rm homeassistant
基本的には上記でインストール完了なのですが、手順は公式サイトに詳しくのっています。
ネット上にあまり情報が無いのは、公式サイトに詳しい情報があるせいかもしれないですね。
インストール手順
https://home-assistant.io/docs/installation/raspberry-pi/
いちいち所有者を homeassistant アカウントにしないといけないのが面倒なのですが、常時起動にしとけばいいかもですね。
ただ動かしてみたかんじ、ヒートシンクの無い Raspberry pi ではかなり処理が重いようで、他のサービスに少し影響の出るようなかんじでした。
インストールしたら、
$ hass
で起動します。
コンソール画面を表示させたい時は、ネットワークに接続されたパソコンから 8123 ポートを叩くと表示されます。
そこから設定などもできます。
http://(IPアドレス):8123/states
起動した後はさっぱりした画面なのですが、いきなり現在位置の天気や気温、自宅内の接続可能な家電(Chrome Castなど)が表示されているので、けっこうテンションが上がります。
後は、yaml ファイルに書いていくだけの簡単な作業です。
センサーに接続して値をとり、条件で家電を動かし、Google Home に実行結果を喋らせたりできます。
いろんな家電をコントロールしたいという人は、まさにコレが欲しかったのだと思います。
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