「チョモランマ」という看板が、「ぞうさん食堂」があった場所に。
名前からすると、山盛りに盛られた大食い系の店か?
そんな山なら登らずにはいられない。
ということで、行ってみることにしました。
かなり狭い駐車場に車を停めて、ドアに入ると、見覚えのある顔の店員さんが・・・。
思い切って店の人に聞いてみると、移転したとか新規 open とかではなく、単純に店名が変わっただけとのことです。
なので、スタッフも一緒。
店名が変わった理由は、輸入食材が高騰したので、中華料理全般を扱うのではなく、ラーメンの専門店に店舗形態を変更したとのことでした。
メニューはかなり少なくなっています。
ラーメンの品目は4種類。昼に行ったのでランチメニューかもしれない。
あまり選択肢がないようなメニューだけど、「豚入りラーメン 950円」を注文。
ちょっと高めかも・・・。
普通のラーメンは醤油味で野菜炒めが乗ったもの。
豚入りラーメンがそれにチャーシューがのったもの。
酸辣湯麺(サンラータンメン)が酢の酸味と辛みのあるどろどろしたスープ。
ほどよく辛いラーメンが、その名の通りのラーメン。生卵が入っているのを無しにできる、と説明してた。
普通のラーメンと豚入りは、にんにく・野菜・油の量を無料で調節できるということだった。(少なくもできる)
野菜増しの場合は「油で滑って雪崩がおきるので、中華鍋で炒めず茹でになる」と注意書きがありました。
ちなみにニンニクはデフォルトでは入っていないらしい。欲しい場合は注文の必要がある。
混んでたせいもあり、わりと待たされて出てきた豚入りラーメン。
キャベツともやしを炒めたものが普通に乗っているので、けっこうボリューミー。
とりあえずこのもやしとキャベツを片づけないことには麺に辿りつけません。
この野菜炒めは普通に美味しい。
スープは背油が浮いている動物系。醤油がベース。
濃くてあっさりしている。お肉に合う。味は調味料に逃げていなくて、悪くない。
だけど脂が浮いているのでスープが熱く、猫舌の人には辛いかも。
上にのってるお肉はチャーシューというより、ハムというか。
冷たいので、熱いラーメンの途中に食べると正直休まるというか、気持ちよかった。
このハムみたいなお肉は僕は否定的ではないけど、とろとろチャーシューが好きな人は嫌いだと思う。
麺は中太麺。しばらく野菜と格闘していたため、スープの中で辿りつけなかった状態が長く、のびてるかな、と思ったけど意外にしっかりしてた。
ラーメン専門店のラーメンというより、中華料理屋のメニューにあるラーメンといった感想。
なんというか、こだわって個性的なものを作るというより、手に入る食材の中で工夫していて有名店に近づけたもの、というイメージ。
しょっぱく感じたので、夏の暑く汗をかいたときなんかにはちょうど良いと思う。
ただ店内は無駄に広く冷房もそこまで効いていないので、かなり暑い。
ラーメンも熱いので、完食できずに残してしまいました。もうちょっとスープの温度が低いならなぁ。
以前の「ぞうさん食堂」の時は大衆食堂のイメージで異常に安くて、値段的に他店とアドバンテージがあったのだけど、いまの「チョモランマ」は値段的には高くなったので、どこまで人が入るかだけど。
チョモランマ (ラーメン / 新浜松駅、第一通り駅、遠州病院駅)
昼総合点★★☆☆☆ 2.5
■浜松のラーメンを探している人が気になる記事
コメント