東平|時代の逆を行く希少価値の美味しいラーメン


中田島砂丘近く、白羽町にあるラーメン屋さんに行ってきました!
駅から中田島砂丘の方に向かって車を走らせていると、バーミヤンがあるのですが、その通りを挟んだ反対側です。
車の進行方向とは逆の向きのところにあるので、とても見つけにくい。
夜中に走ると、周囲の店は灯りが落ちているのにこの店だけ煌々としているので、ようやくラーメン屋さんがあるということに気づくレベル。向かいがバーミヤンというのも立地的に少し可哀想ですね。


駐車場は広く、わりと多くの台数が駐車できます。
ただ店内が狭いので、あんまり入れないかも。

店内はカウンター席と、2人がけのテーブル席が5つくらい。
大人数な場合は、テーブルをくっつけて使うスタイルです。
メニュー表が無いので、奥の壁にかけられた巨大なメニュー表を眺めて注文するスタイル。
店主さんが1人で作るので、料理が出てくるのは少し時間がかかります。
店の奥の壁際に漫画や中日新聞などが大量にあるので、これを読んで時間を潰します。

まず、餃子10ヶ。
外観はあんまり美しくないですが、1つ1つがとても巨大です。
具もボリュームたっぷり。肉汁が少ないタイプでどっしりと食べ応えがあります。美味しい。

ワンタン麺。
しょうゆ味です。油が少なく、さらさらしたスープ。
いまどきのスープにありがちなガツンとくる濃いめのものではなく、あっさりしてます。
チャーシューやメンマなどの具も大きく、麺は玉子麺。
スープの温度が熱すぎることなく、すぐにでもズルズルと食べる事ができます。
醤油も甘めで、女子が好きそうな味だと思います。

みそラーメン。
チャーシューやもやしなど、具のボリュームがかなり多く、なんだかお得感があります。
二郎系じゃないあっさり系のラーメンで野菜が多いのって最近少ないから、これ良いかも。
野菜がたっぷりのラーメンって、1人暮らしには、すごく嬉しいですよね!
っていうか、なんでチャーシュー2枚も入れてくれているんだろ。
スープの味噌は、予想以上に甘い。白味噌が多いかも。
あっさりしていてまろやかでなめらか。麺のなめらかさもあって、刺激の少ない甘いラーメンです。
濃くないのでスープがごくごく飲めてしまうので、お腹いっぱいになることができます。
野菜の自然な甘さとも合っているので、ひとつの完成形として楽しめます。

チャーハン。
パラパラしたチャーハンではなく、しっとりしたチャーハンです。
僕は五味八珍のチャーハンのような、パラパラしたチャーハンが好きなので、これはあんまり好みでは無いのですが・・・。
特筆すべきは、そのチャーシューの量。
かなりのチャーシュー比率なので、肉ご飯を食べているような感じ!
こんなに肉が多いチャーハンも珍しいのではないでしょうか。
肉好きには、これはこれで嬉しいですね。

チャーハンに付いてきたお新香。
親知らずを抜いた僕には天敵な硬さ。
激痛で食べる事ができませんでした。治ったらちゃんと食べたい。

チャーハンに付いてくる中華スープ。
かなり濃いめなのでチャーハンだけで食べるなら合うかもしれないですが、あっさりしたラーメンを食べながらだと、かなりしょっぱく感じます。というか、かなり本格的な中華スープですね。
全体的な感想としては、現代の濃いめの豚骨好きの若者には受けない味だとは思うのですが。
いろんな味を知り尽くした人が最終的に回帰する味のようなイメージですかね。
すごくあっさりした出汁の美味しいラーメンなので、また時々食べたくなります。
あまり評価されないような店だと思うのですが、僕は優しくて好きな味。
中華屋さんの作るラーメンですよね。
ラーメンだけでなく定食もメニューにあるので、また違うメニューを食べてみたいです。

東平ラーメン / 浜松駅新浜松駅第一通り駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

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