袋井にあったはずのフレンチの店「Bistro Ma Maison(ビストロ・マメゾン)」が7月に浜松に移転したと聞いて、行ってみました! ちょっとずついろんなものが食べられるフレンチ大好物です。
2年前に袋井のお店に2度行ったきりで、その後沖縄への長期出張・海外出張と続いてしまったのでかなりひさびさですね。友人に予約をとってもらったのですが、そんな状況でもそれでもオーナーシェフである石黒さんが僕の名前を憶えていてくださって感激しました。
お店は、アルスパーキングの北側の飲食店のテナントが多く入っている建物。以前にはアミュゼのあった場所の隣です。街中からは若干離れますが、ちかくに駐車場も多くあり便利な立地ですね。
夜は24時まで営業しているそうなので、サラリーマンでも寄りやすいです!
マテ貝のマリネとブルグールのサラダ
クスクスかな? と思ったらこれが「ブルグール」なのだそうです。中東の伝統的な食材とのことですが僕は初めてでした。栄養価の高い全粒穀物で、小麦の粗挽きにも似ていると言われるそうですが工程は違って、小麦を湯通しして乾燥させたものになるそうです。
インスタ映えするルックスでもあるのですが、味も当然美味しいです!
リ・ダニョーとほうれん草のサラダ
ダニョーはフランス語で羊の胸腺肉のことです。
これがリ・ド・ボーになると仔牛の胸腺。
カレーによく使うフォン・ド・ボーは牛の出汁。
整理するとメニューが読めるようになりますね。
これも丁寧で美味しかった。
人参芋のポタージュ
少し寒くなってきた季節だったので温まりました。人参芋は天ぷらで食べたことあるのですがスープは初。じゃがいものビシソワーズとかは定番ですが、さつまいもっぽいスープも面白いですね。
鮮魚のブーリード
フレンチでの「ブーリード」の立ち位置については熱く語れそうなプロの人が山ほどいそうですが・・・。
要はブイヤベースなのですが、難しい話になるとブイヤベースではなくて。
おフランスはマルセイユには「ブイヤベース憲章」というのがあって、そこで定められた使われる食材などの定義に準じていないものはブイヤベースとは呼べないので、規格外にされてしまった料理を総じて「ブーリード」というのです(マジ)。
庶民的で格式張らないちょっと親しみやすいブイヤベースぐらいに覚えとくといいですね。
「ブイヤベース憲章」については Wikipedia にも記載があるので、そちらを参照。
■ブイヤベース
ちなみにソースめっちゃうまいからパンにつけて全部なめとった。
ワイン。照明にあたって超キレイ。
黒毛牛ランプ肉のステーキ(ポートワインソース)
中が赤いし、めちゃくちゃ柔らかい! 美味しい!
このソースもフルーティーで甘く美味しいので全部パンですくいました。犬がなめたみたいにお皿が真っ白になります。
ひさびさで忘れかけてたけど、このお店ソースがめちゃくちゃ美味しいですね。
チーズ盛り合わせ
紅茶
デザート
ここまで食べて、大満足。魚もお肉も食べられるのがいいですよね。
次回も予約済みなので、再訪問が今から楽しみ!
マ メゾン イシグロ (フレンチ / 第一通り駅、遠州病院駅、新浜松駅)
夜総合点★★★★★ 5.0
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