「濱松たんと」に行ってきました!
このお店は、遠州・浜松地域のご当地料理を出してくれる居酒屋です。
遠州灘で獲れる新鮮な魚や浜名湖産のうなぎなど、地元食材も使っています。
浜松人にとっては自宅で食べられる料理ですが、自分で作らなくても気軽にお店で食べられるというところは便利ですね。
外食業界では「いつでも食べられる料理」は、あえてメニューに入れないお店が多いと思うのですが、ここに目をつけたことで他店にはない競争力を得る。発想の転換や「気づき」の大切さがあることで商売が成功するということを教えられます。
内装は「モダンな居酒屋」+「屋台」という感じ。
浜松の「凧揚げ祭り」のイメージもちらほらとみられます。
屋台かと思うと、綺麗なカウンターもあったりして、女性にも安心。
客層は、年代問わず男性サラリーマンが多く、それに加えて若い女性グループといった感じ。
お通し。冷奴。
浜松餃子。
遠州産の豚肉「遠州ポーク」の挽肉と、三方原のキャベツ。ぱりぱりで羽根がついてます。餃子にはかなり力を入れているらしく、普通にかなり美味しいです。
ただもうちょっと大きくて具があると嬉しいかも。
出し巻き玉子。
遠州焼き。
遠州焼きとは、お好み焼きにたくあんを入れたもの。
浜松人は、「お好み焼きにはタクアンが入っているのが普通」と思いこんでいるほど、当たり前になっています。でも最近の世代は、そうでもないみたいですね。僕の両親の世代くらいまでが普通なのかも。
ウスターソースで B級グルメ的な味付けですが、なんだか懐かしい感じがします。懐かしいといっても子供の頃に食べたことがあるわけではないので、ソース味がなんとなくそんな感じにさせているだけだと思いますけど。
ちなみに僕はたくあんが入っていない方が好きです。
ホルモン焼き。
濃い目の味付けですが、ビールとの相性が抜群。
お店の方が言っていましたが、一番出るのはコレで自慢の料理だそうです。
確かに美味しい!
地元の居酒屋で、地元の仲間と、地元料理を食べる。
そんなシーンにうってつけなお店です。
席は適度に狭いのですが、ちょっと仲間で話をしながら楽しい時間を過ごしたい時とかの場合に、オープンな雰囲気がありつつも肩を寄せ合いつつ飲んで騒ぐ、そんな使い方が似合うのではないのでしょうか。
浜松で浜松料理を食べるというのも、自分の育った文化や歴史を知る上でも面白いですね。
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