萩丘にある中華料理屋さん「百華」に行ってきました!
5年以上前に一回だけ友人と食べにきた記憶はあるのですが、どんなお店なのか記憶にない状態。
当時はディナーで行ったのですが、暗がりの中に控えめな灯りでひっそりとあって、大人しい店だなぁという印象だけははっきりと覚えているんですけど。
ランチの時間になると混みあって、入れなくなるとの噂です。
中華好きの女性の間では有名なんだとか。
僕が行ったときには、そこまで混んでいませんでした。
控えめに小さいテーブル席の方に座ったら、「よかったら広い席の方をお使いください」と案内していただいたのが、好印象。
派手な看板などないので最初の1回は必ず通り過ぎてしまうような外観です。
写真の通りに黒い枠みたいなのがあって、そこに店名が小さく書かれています。
店内は広く、お洒落な喫茶店というイメージ。窓際がテーブル席、奥の厨房側がカウンター席になっています。
入口から向かってさらに奥の方にはオープンなお座敷席があります。
夜に来た時には室内のライティングが少なく「バーみたいに暗い店だな」という印象があったのですが、昼間にくると印象違いますね。ただ北向きの店なので、昼間でもそんなに明るくありません。
客層は、女性の方が多く、サラリーマンっぽい男性客は一人もいませんでした。
お洒落な外観で、ラーメン店というイメージではないので、男性にはランチでは入りにくいかもですね。
女性客グループが多く、回転率が悪そうなので、急いでお昼をすましたい時には向かないかもです。
コップはお洒落でした。
琉球ガラスでしょうか。
とりあえず僕はランチを注文。900円。
今日は豚肉の野菜炒めみたいなメニューでした。
写真は上から時計回りに、メインにお好みでかけるソース、1品料理の北京ダックっぽい何か、サラダ、スープ。
スープはすごくやさしい感じ。薄味とまではいかない中間的な? 濃さの味だと思います。玉子や玉ねぎがしっかりと入っていました。
サラダの方は、緑色のソースがかかっていました。
北京ダックぽいのを分解すると、こんな感じ。
「荷葉餅」とかいう名前のクレープっぽい皮の中に、挽肉や玉子が入っていました。
中国で食べた北京ダックとは全然違うけど、これはかなり味が濃厚で若い人向きです。日本人でこの手の味が嫌いな人はいないのではないでしょうか。ボリュームも丁度いいですね。
これがランチのメイン。
けっこうボリュームがあってびっくりしました。
ざっくりと大きく切った野菜に、これまた大きく切った豚肉。
こっちが申し訳なく思うほどに、ボリュームがあります。
野菜は素揚げしてあって、ぱりぱりしています。
ソースをかけて食べると、しんなりしてしまうのがもったいないくらいにパリパリです。
味は控えめで素材の良さを活かした感じですね。
ご飯は丼みたいな大きめの茶碗でくれるのですが、おかわり自由だそうです。
僕は、料理が美味しかったせいもあり、お茶碗半分くらいをおかわりしました。
これで終わりかな、と思ったら杏仁豆腐があるとのこと。
見た目、濃厚なパンナコッタみたいですね。
クリーミーでボリューミーで、非常に美味しかったです。
このデザートだけでも満足感ありますね。
よく缶詰で売られているシロップ漬けの寒天みたいなのを出すお店もあるのですが、このお店はそれとは一線を画す本気具合が伝わってきます。
全体的な感想として、お洒落な外観から想像できるようなポップな中華料理が楽しめます。
本格的ながらも、日本人の舌に合う感じにアレンジされていて、かなり美味しい!
ボリュームも意識されているので、お腹的にも大満足です。
聞けば、東区にある「中国料理 伊部」さんとは兄弟弟子の関係だそうです。伊部さんも隠れ家的な感じで中華の人気店。
街中にあった中華料理のお店「静華」で修業した仲だそうです。
ちなみにメニューの裏にも書いてあったのですが、店主さんは二代目とのこと。
料理に対する真剣な想いが書かれていたので、ファンになった人はメニューを必見です。
ランチメニューとしては、他にも、餃子セット、炒飯セット、叉焼セット、麻婆豆腐セット、担々湯麺セット、あんかけ焼きそばセット、エビチリ炒飯セット、油淋鶏セット、魚料理セット、五目ラーメンセット。
11種類+日替わりランチの全12種類という選び放題のレパートリー。これは迷いますね。
女子会向きランチには、要予約で、前菜3品+肉+魚+餃子+ご飯系+杏仁豆腐というセット(2,625円)というのもあるみたいです。
ランチを食べて、他の料理もいろいろ食べたくなったので、また寄りたいです。
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