五輪トーチデザインと燃焼機構


ピンクゴールド! とても綺麗。
合金によるメッキが楽そうだけど、式典用だとアルマイト処理になるんだろうか。手に持ってみたい。
プロダクトデザインの面白さは現物見ながら想像分解を楽しむところだと思うのですが、これは継ぎ目を内部構造で隠すようにしてデザインされてるみたい。作る側の労力すごそうだけど。厚さ 1.1mm を曲げているのでそこまで薄くはないのだけど、円柱になっているので強度が維持できるんだろか。でも落としたらべこんべこんしそう。


■東京2020オリンピック聖火リレートーチ・エンブレム – Tokyo 2020
https://tokyo2020.org/jp/special/torch/olympic/design/

「聖火を運ぶ」=炎が消えてはいけない、というミッションを遂行するため燃焼機構が複数用意されているみたい。3種類という仕様の記事を見たけどガスボンベの噴射式+緊急用の固形燃料だとして、あとひとつなんだろ?
とか考えてたら、デザイナー本人の技術出願資料があった。図解入り。
■技術 聖火トーチ – astamuse
https://astamuse.com/ja/published/JP/No/2018071896
燃焼させるためには酸素が必要なんですけど、その吸入口を雨風の流入の無い底部に持ってきたところがアイデアっぽいですね。コンプレッサーが必要ない燃焼ユニットが存在しているのか、なんだか不思議。
そういえば「聖火トーチ」って単語は国内の企業が特許持ってるらしい。

2016/08/17
リオ五輪のデザイン - 卓球台
リオオリンピックで使われている卓球台。特殊な脚部の形状で、映像で見ていても気になりますね。この卓球台は、柳宗理氏デザインのバタフライスツールを生産していたことでも有名な「天童木工」が作っているもの。デザインは報道によると、元ソニーでヘッドホンなどのデザインをしていた澄川伸一氏だとのこと…


2016/04/29
五輪エンブレム作家・野老さんの作品が宮城県でいきなり展示されてる
2020東京オリンピックのエンブレムデザインに採用されたことで時の人となったデザイナー・野老(ところ)朝雄さん。経歴は建築デザイン出身で、空間デザインが得意のようです。元々、文様を造るのが好きで、コンパスや三角定規を使ったデザイン手法を好んでいるそうです。「新日本様式100選」に選ばれた「トコ…


2015/02/23
タイでサッカー観戦|トヨタプレミアカップ2014
タイで開催された「トヨタプレミアカップ」を見てきました! 初の海外でのスポーツ観戦です。写真は、ナショナルスタジアムであるスパチャラサイ国立競技場。タイ国内には「タイ・プレミアリーグ」があるのですが、それとは別にトヨタがスポンサーとなった「トヨタリーグカップ」という国内カップ戦があり、その…


2014/02/12
ソチ冬季五輪のメダルができるまで
(C)Russia Beyond The Headlines表題通りの内容なのですが。ソチ五輪のロゴはカッコ悪いくせに、メダルのデザインがやたら恰好良い。なんかもう今からでもオリンピックを目指したいくらいカッコイイ。ニュースに寄ると、直径が 10cm、厚さが 1cm 。レリーフされている模様は、ロシアの伝統的なパッチワ…


2013/09/10
応えるもの、問うもの。五輪招致ロゴに込められるメッセージ
2020年オリンピック・パラリンピックが東京での開催が決定しましたね。決定したのはいいのですが、2020年、つまり7年後と時間いう軸が、自分の中ではイマイチ定義つけできていません。7年後、自分は何をしているんだろう? とか。まだ同じようなことをしているのかな、とか。そもそも生きているのかな、とか…


コメント

タイトルとURLをコピーしました