知って誰も得しない契約問題

なでしこJAPAN のW杯優勝で忘れていたサッカー熱に火がついてしまい、PSPで新発売された「サカつく」とか買ってしまう始末。
■J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!7 EURO PLUS|株式会社セガ
http://www.sakatsuku.com/7/
浜松に Jリーグチームを発足させて、Jに殴り込み(しかしJ2からスタート)。
資金力が無く選手層の薄いチームをやりくりしながら進めるサッカーゲームという名の経営ゲームなのですが、語らざるを得ないのが、過去のブログ記事でも書いている、浦和レッズに在籍した福田正博選手。
福田正博 – Wikipedia
エースとして活躍しながらチーム自体は2部リーグに降格、しかしチームを愛し移籍することなく下位リーグを戦い抜き、チームをJ1へ昇格させる。
フィオレンティーナに在籍したバティストゥータも同じようなことをしているのですが、自分のことを考えるのではなく、チームのことを考えてとる行動、というところに当時、衝撃を受けました。

ということで、僕の浜松発のJを目指すオリジナルチームでも活躍してもらう。背番号はもちろん「9」。キャプテンとして小生意気な若手を叱り、チームを引っ張る原動力となり、2年連続得点王&MVPという実績を残し、3年目にしてようやく J1 に昇格。
まさに感動もののストーリーなのですが・・・。
年俸が上がりすぎて、来期の契約更新ができそうもないです。
財布には1億。全選手と契約更新したら、もう 3億 とか、払えない。
しかし昇格の立役者不在で J1 の舞台を戦うなんて、サッカーを盛り上げたキング・カズをメンバーに入れないでW杯に行っちゃうみたいじゃん(現実の話だけど)。
これで漫画やアニメとかなら、選手が一致団結して残り試合を頑張り奇跡の連勝、絶対勝てないはずの強豪チームに若手がミラクルをおこし勝利、暴れまくるフーリガンたちはフロントに提出する署名を健気に日夜かき集め、若い選手が自身の保身も考えずに熱く社長の胸ぐらを掴んだり、広報の女の子の涙にケンカしてたチームメイトの心が揺らいだりするんだけど、結局誰も何もどうすることもできずに最終節になり、最後の試合で福田選手が大活躍してヒーローインタビューなんか受けたりして、サポーターが泣きわめく中でお別れの挨拶をしようしたら、スーツ姿のチームオーナーのおっさんが出てきて「この調子で来期も頼むぞ」「え、でも契約が・・・」「契約書ならここにあるが?」みたいな流れになると思うのですが。
しかし現実は厳しく、お金は無いといえば無いのです。
ということで、契約の切れるシーズン末の12月に、アイントホーフェンから 9億ちかい高額の移籍金を提示され、人としてやっていいものかどうかボタンを押せずにいる次第。
このままで一生ゲームが進まない気がします。オワタ\(^o^)/
ところで、予約購入特典として、Jリーグを盛り上げた名選手が使える「強力助っ人プロダクトコード」が封入されるのですが・・・。

まさか発売直前に「松田直樹」選手に不幸があってしまうとは。
■松田直樹選手 故郷で通夜 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110808/t10014782791000.html

パラメータの「将来良いコーチになる」に胸が痛い。

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