超・大河原邦男展(兵庫県立美術館)


(C)2002-2013 Hyogo Prefectural Museum of Art.
メカ・デザイナー大河原邦男(おおかわら・くにお)さんの個展が、兵庫県立美術館で開催されるみたい。
■文字列 – 兵庫県立美術館-「芸術の館」 超・大河原邦男展-レジェンド・オブ・メカデザイン-(公式)
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1303/


大河原邦男といえばガンダムやザクを描き、世の中に「メカニックデザイナー」という職種を生み出した人。
河森正治も同様だけど、モックアップを作って変形・合体やバランスなどを確認しつつデザインを行うという、科学技術的にはともかく論理的に破綻しないメカを作る人。
当然、デザインの意味する設定資料など付随する資料もある。
多くの芸術が「感性」によって作られ、経緯や言葉で説明されるものがない。
それに比べて、メカデザインというのは、そこに到達する意味とその資料がある。
はじめから解説書があるという「デザイン」の紐解き方にも、違った角度から楽しめるものだと思う。
これはちょっと見たい。
兵庫県は遠いなぁ。
見どころと言えば、デザインされたものの原形ともいうべき「シルエット」。
アニメというのは動かすために何枚も絵を描くため、その制作工程を簡素化するために、線を少なくしなくてはならない。
そぎ落とされたシンプルさと、正義役・適役と一目見て分かるようになっているデザインの手法。
そしてもう一つは、工業デザインのクリエイティブにもつながる「玩具メーカーへの歩み寄り」。
男の子に人気の配色とパーツ。購入を決意させる変形や合体のインパクト、消費者のコレクション願望を刺激するバリエーション、他作品の金型の流用するメーカー側のコスト削減方法。
単純にかっこいい、だけじゃない2Dのロボットデザインならではの面白さがあります。
期間は 3/23~5/19 まで。一応ゴールデンウィーク入るのか。
原寸大スコープドックも展示されるらしい。むむ。
■「超・大河原邦男展 -レジェンド・オブ・メカデザイン-」、兵庫県立美術館にて2013年3月23日より開催! | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト
http://www.gundam.info/topic/8105

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