超有名ラーメン店「はなび」。
「台湾まぜそば」をこの世に生み出した、発祥の店だそうです。
Wikipedia にも、ちゃんと載ってました。今の時代のインターネットってすごいですね!
昔だったら「本家」が乱立して収拾付かなくなるところを、ちゃんとオリジナルが確定されるって、すごいことだと思います。
あまりの人気に、「台湾まぜそば」は名古屋の B級グルメと認知されていたりもするらしい。
実際、名古屋市から表彰されたこともあるそうです。
■台湾まぜそば – 台湾まぜそば
お店は、名古屋です。
店の隣に広い駐車場があるので、車を泊めるのは楽。さすが人気店、あたりのほとんどを駐車場にしています。
大きな通りに面してはいないのですが、看板が目立つのですぐに分かります。
(とはいっても、同名の居酒屋「はなび」があって、間違えてそっちに行ったという事件もありましたが…)
行列ができるらしいので、順番待ち必至です。
店の前にディズニーランドようにポールとチェーンが立っていて、その通りに並ぶよう促されているので、並びます。
店前までくると黒板がありメニューと店内でのマナーが書いてあるので、期待感を煽りつつ、どれにするか迷いつつ決断します。胃袋ってなんでひとつなんですかね。
店の中に入ると、さらに行列。
券売機で欲しいラーメンの券を購入。
ここからは座って待ちます。
入口から奥に席を移動しながら待つスタイルです。
奥まで辿りつくまで、目の前にあるカウンターで食べているひとを背後から研究。
あれも美味しそう、これも美味しそう。
壁などには有名人のサインもあり、どれが誰のサインなのか想像するのも楽しい。名古屋ローカル局のアナウンサーとか多いですね。
客層は若い人が多い。あとカップルできてる女子も多い。
1人客もグループも多い。
あと、制服姿の女子高生の2人組もきてました。食べ終わってもじーっと店員さんを見ていたので、店員さんのファンなのかもしれないですね。ちなみに店を出てたむろっているところをお客さんにナンパされてました。っていうか、学校帰りにラーメン食べに寄れる高校生ってすごいな。
店員さんの方は、仕事柄、手元を見られたりじろじろ見られたりするのに慣れているのか普通でした。
やっとカウンターに着席。
製麺所の名前の入った箱とかも普通に見えました。
カウンターの上には、食べ方や材料アレルギー情報とか書いてあって、待ち時間も気にならない。
台湾まぜそば。
ボリューム少ないな、と最初に感じたのですが、食べ終わるとわりとお腹いっぱいになります。
ひとくち食べて「うまい!」
麺はタレに絡むように、麺の表面を潰して傷をつけているのが台湾まぜそばの真髄みたいなのですが、そのせいでちょっと柔らかめ。
ただ、そんな柔らかめでもスープがないぶんバランスがとれていて、普通に食べ進められます。ピリ辛お肉のザラザラで食べるぶん食感も全然気にならないし。絶妙だ。
辛い部分も卵黄でマイルドになります。
味は濃いんだろうとは思っていたのですが、かなり辛め。
ニンニクやネギといった刺激で、ガツンガツンきます。
シンプルな組み合わせだけど、かなりいいですね。出汁も美味しいし。
辛いのは苦手な女性は、お酢をかけるといいらしい。
あと魚粉もたっぷりなので、魚粉系が好きな人も大喜びだと思います。
麺を食べ終わったところで、ドキドキしながら追い飯をお願い。
僕は具と一緒に少し麺を残して、麺も楽しめる感じに。
そして追い飯も美味しい! とにかく美味しい! 昆布っぽい出汁なのですが、ご飯で食べても美味しいっていいですね!
丼の中が綺麗になって食べきれるので、僕も満足、店員さんも掃除が楽で WinWin です。
行列に並ぶのが億劫ですが、名古屋にきた時はまた食べたいなぁと思う味でした。
麺屋はなび (ラーメン / 高畑駅、荒子駅、八田駅(名古屋市営))
夜総合点★★★★☆ 4.5
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