寿し半

浜松のお寿司やさんでは有名な「寿し半」へランチを食べに行ってきました。
寿し半

営業の子が遠い親戚だということで、なんか朗らかな感じで握ってもらえました。



握り寿しに、創作料理と茶碗蒸しと赤だしとデザートが付いてくる。

寿司を見て一言。
「ふつくしい。。。。」

モロヘイヤ。粘膜に良いので風邪をひかないように、という意味で出してるそうです。

店の奥にある VIPルーム。
ちなみにここを使わせてもらったのではなく、打ち合わせで使用しただけ。
こういうとこで食べられる身分になりたい。。。
いや、別に身分はいらないな。美味しいものさえ食べられれば。
このカウンターは、一本の木で切り出された継ぎ目の無い木を使っているので、すごい高価なものだそうです。しかも、継ぎ目がないだけでなく、「節」が無いとか。
節がない木というのは、何百年もかけて成長する枝を切り落とし、1本の枝のないまっすぐな木にして初めてできあがるものだとか。何世代もかけて、そういう木を育ててきた一族もいるそうです。
でも今からそんな木を作ろうとしても何百年後に完成しても意味がないので、既に昔からそういうことをやってきた木を見つけるそうなのですが、これが意外に難しく。
昔は、呪いのワラ人形みたいなものもあり、木に釘を打つこともあるので、外からそれを見ていても判断できないんだとか。
実際に1本の木を買った後で、材木にしてみたら釘が打ち込んであって、そこが真っ黒になってれば価値が下がるので、すごい博打要素もあるんだとか。
こんだけ白い大きな木は珍しいってことですね。
値段は聞いたけど、凄すぎて忘れた。
ちなみに高さは車椅子の人でも大丈夫なように、低めになっているそうで、心配りが感じられます。

VIPルームの椅子。
イタリア製で、1枚の皮でできてるので、すごい高価らしい。
高級外車が買える値段です。。。。

実はあまり詳しく知らなかったのだけれど、行って食べてみて、すんごい店だな、と感じた。
寿司と創作料理って、シンプルとクリエイティブみたいな関係だと思うんだけど、あんまり違和感ないっていうか。
大将の人柄も良くて、カウンターの向こうからガンガン話しかけられて、面白かった。
食べた後に仕事の打ち合わせをしたのだけれど、話の熱にあてられた感じで僕もマヨネーズに対する思いを何故か喋ったら、厨房からマヨネーズを出してきて舐めさせてくれた。
※マヨネーズって、一般的に「キューピーか味の素」みたいな感じで、ソースとかドレッシングみたいにチューブに入ってるのを買ってくるもの、という認識の人が多いと思うのですが、実際には家庭で酢を分離させて作る「味噌汁的」なもんだと思うんですよ!
というわけで、ここの料理は、もう一度仕事抜きで食べてみたい。
ランチは 1,700円。
ごちそうさま。

寿し半 藍路寿司 / さぎの宮駅積志駅自動車学校前駅

昼総合点★★★★ 4.1

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