浜松まちなかグルメ「テテル」、いよいよスタートしました。
実質的な制作に入ったのは1か月くらいで、スケジュールを見た時は自分自身で「このスケジュールは絶対無理なんじゃないだろうか」と真剣に思ったくらいなので、短納期でハード面を作りあげていただいた有限会社サインファースト様、天方産業様、その他もろもろの方のご尽力に大変感謝しています。
浜松街中の過疎化が問題視されている中で。
「なんとかしなきゃね」「誰かがどうにかしなきゃ」という意見を多く聞いて。
そのたびになんとなく思っていた、問題をそれっぽく口にするのは簡単だけど、実際には誰も動いていない。
誰かが、一石を投じなきゃ。
弊社としての答えが、このテテルにはあると思います。
今日、様子を見に来た、いろんな方にお会いして、その方たちから必ず言われた言葉。
「終わったんじゃなく、ここが、はじまりだから」
・・・殺す気か! とも思うのですが。
そうです、「スタート」なんですよね。
準備期間を終えて、ここからゴールに向けて、ようやく走り始めたところなのです。
街中の飲食店さんが、お店を構えるように。
僕たちも肩を並べてお店を構えたにすぎないのですよね。
そして、浜松という街を、集落を一緒に形成していく。
心臓が血液を身体じゅうに送るように、テテルも臓器の一部として、浜松の生命を担っていく。
自分の身体を他人事と感じる人はいないと思います。
自分の、両手。
自分の、指先。
自分自身の一部として体温を強く熱く感じとれる、身体。
僕は今、「浜松」という街をさらにもっと身近に感じ、同化するかのような、不思議な感覚を覚えています。
正直に言えば、怖くて寝れなかった。
これだけの投資、これだけの協力をされて。
徹夜するほど忙しくて寝られないんじゃなく、できないという結果や時間を失うのが怖くて、ビビって眠れなかったのです。
でも、今は大丈夫。
テテルとなら、いい夢が見られる予感がしています。
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